epwing2tsv支援ソフト

SIIの電子辞書の自作辞書対応機種(SR-S9000,SR-S8100,SL-990X)でユーザ辞書を作る時の補助的なソフトです。(フリーソフトです)



1. 機能

satierさんが作成されたepwing→tsvの変換スクリプトepwing2tsvをGUIから実行できるようにしたものです。 epwing2tsvの情報については以下のページをご覧下さい。


epwing2tsv

SII辞書クリまとめWiki

【辞書自作】SR-S9000 SL900XSII 電子辞書】



2.ダウンロード(2009/01/30)

画面にゴミが出ている不具合を修正しました。

Ver.0.8.1

インストーラ版 約1.5Mバイト

Zip版      約1.3Mバイト


3. 動作

1. epwing2tsvスクリプトの動作に必要な情報をGUIで設定。

2. 設定情報を元に実行用のバッチファイルを出力して実行します。

4. 動作環境

WindowsXP SP2 PCモニタ解像度1280x1024SR-S9000で動作確認。

こちらでは上記以外での動作確認はできないのでご了承下さい。

5. 謝辞

epwing2tsvクリプト作者のsatierさんにはスクリプトのexe化、仕様変更、

exeファイルの同梱許可など、ご協力をいただき感謝いたします。

SII辞書クリまとめWikiのページも丁寧な説明で大変分かり易く管理者さんに感謝いたします。

m(__)m


6. 使い方

このソフトで使用する辞書データが必要です。辞書データの抽出方法などは上記のリンクを参照してください。


  1. 変換したいデータ(00.txt,91.txtなど)、フォルダをドラッグ&ドロップする。

     ドラッグ&ドロップする場所はどこでも同じです(出力ファイル名部分を除く)

  1. 「変換対象テキストファイル」ドロップダウンリストから選択。


3. 「実行」ボタンを押す。




4. コマンドプロンプト画面で「続行するには何かキーを押してください」と出たら変換終了です。



  1. 上図の場合「出力.txt」が変換されたファイルになります。

    このファイルをSIIの「ユーザ辞書クリエータ」にドラッグ&ドロップしてユーザ辞書を作成します。デフォルトでは出力ファイル名はフォルダ名が設定されます。

    (「出力ファイル名の設定」を参照してください)


7.外観




8.詳細動作

8.1.インストール

8.1.1. インストーラ版

インストールファイルを実行して指示に従ってください。

基本的にすべて「次へ」を選択してください。(^^;

デスクトップに「e2tw



と言うショートカットが作成されますので実行してください。

インストール直後は自動で起動します。

8.1.2. ZIP版

ZIPファイルを適当なフォルダに解凍して「we2t.exe」を実行してください。


8.2. 起動方法

8.2.1. デスクトップのアイコンから起動

1. ダブルクリックで起動

2. アイコンにフォルダや辞書テキストをドラッグ&ドロップで起動

8.2.2. 関連づけで起動

辞書データフォルダにあるプロファイルprofile.e2tをダブルクリックで起動します。



8.3. 出力ファイルファイル名

ファイル名にはスペースなどを含まないようにしてください。

8.4. プロファイルの切替え

フォルダや辞書データ(*.TXT)をドラッグ&ドロップすると「プロファイル」(profile.e2t)を辞書データのあるフォルダに生成します。

このファイルは設定情報を保持しています。フォルダや辞書データ(*.TXT)をドラッグ&ドロップした時にprofile.e2tがあればその内容にしたがって画面が設定されます。

以前使用したプロファイルをドロップダウンリストから選択して作業対象フォルダを切替えることができます。



プロファイル名は変更しないでください。

8.5. hirakaの使用

hirakaを使用するには別途MeCabというソフトがインストールされている必要があります。MeCabがシステムにないとhirakaは使用できません。

MeCabが有る場合はチェックボックスにチェックを入れれば実行できます。



MeCabのページ

8.6. メニュー/タブ

8.6.1. EBDump

EBDumpインストールされていれば実行できます。

8.6.2. SIIツール

SIIツール」メニューにはSIIのユーザ辞書作成ツール「Udictcre.exe」を指定すれば起動できます。デスクトップに「Udictcre.exe」のショートカットがあれば自動登録されます。

メニューアイコンは次回起動時から反映されます。

8.6.3. オプション・タブ

1.SIIツールを再設定します。(他の実行ファイルも登録できます)

タイトルは変更できません

2.epwing2tsvスクリプト群を初期状態(インストールフォルダにあるもの)に戻します。

3.プロファイルの拡張子「.e2t」による関連づけを有効にします。

デフォルトでオン。通常はこのままでよいと思います。

4.ファイル名が数字2桁のテキストファイルのみ表示します。

5.標準の出力ファイル名を設定します。

「標準」ボタンを押すと出力ファイル名として設定されます。

6.一時ファイル($_*)をソフト終了時に消去する。

ファイル名の先頭が「$_」で始まるファイルを一時ファイルとみなしすべて消去します。

8.6.4. バージョン・タブ

現在使用しているepwin2tsvスクリプトファイルの作成日付を表示します。

8.6.5. ヘルプ・メニュー

この文書自身を表示します。

他の項目はそれぞれのWebページを開きますがうまく開けないかもしれません(^^;

インストールフォルダの「URL.ini」を編集すればWebページの項目名、飛び先などを変更できます。

8.7. epwin2tsvのバージョンアップ

新しいバージョンのepwin2tsvのスクリプトファイルが発表された場合それらのファイルをドラッグ&ドロップすれば登録され使用可能になります。

変更が受け付けられると対応するパネルの色がランダムに変わります。

次回起動時に通常の色に戻ります。ファイルオープンボタンから変更した時も同様です。)


どのフォルダのepwin2tsvスクリプトファイルが使用されているかはメイン・タブの「実行用スクリプトファイル」のエディットボックスにマウスカーソルを当てるとヒント(ツールチップ)で表示されます(黄色い文字)。

バージョンタブでファイルの日付を確認できます。

またオプション・タブで初期状態のスクリプトファイルに戻すこともできます。


8.8. 変換実行動作

「実行ボタン」が押されたら設定情報を基に「go.bat」というバッチファイルを出力して実行します。

この「go.bat」をダブルクリックしても変換処理ができます。

実行後に作業ファイルとして

$_output.txt (一時的にoutput.txtが生成されますがこのファイルにリネームされます)

$_output_hiraka.txt

などのファイルが生成されます。実行終了後であればこれらのファイルは消しても問題ないです。

オプション設定でソフト終了時に自動消去することもできます。

8.8.1. 多重実行

このソフト自身の二重起動はできませんが時間のかかる変換処理を実行させたあとプロファイルを切替えて他のフォルダの変換処理を実行させることは可能です。(同じフォルダを多重実行させないでください。)


8.9. レジストリ

インストーラ版はアンインストール情報と関連づけ情報をレジストリに書き込んでいます。アンインストールすれば消去されます。

ZIP版は関連づけ情報だけをレジストリに書き込みます。


8.10. アンインストール

スタートメニューから「プログラム」−「epwing2tsv支援ソフト」−「we2tのアンインストール」を実行します。


ZIP版はオプション・タブの「プロファイルの関連づけを有効にする」のチェックをはずしたあとフォルダごと削除してください。この操作をすることで「関連づけ」のレジストリ情報を消去します。

8.11. その他

8.11.1. バッチファイル生成

実行ファイル「go.bat」は設定情報とインストールフォルダにある「bat-base.src」が結合されたものです。

go.bat = 「設定情報」 + bat-base.src

bat-base.srcを変更すれば若干の処理変更に対応可能と思います。



8.11.2. 出力ファイル名の設定


出力ファイル名は辞書データがあるフォルダ名をとって自動設定されますが以下の方法で変更可能です。

@の部分にファイルやフォルダをドラッグ&ドロップ(D&D)するとそのファイルのファイル名を取り込みます。(スペースは半角アンダースコアに置換されます)

Aのボタンを押すとオプションで設定したファイル名が取り込まれます。

直接入力やフォルダアイコンから設定することもできます。

8.11.3. エクスプローラの起動

上の図でBのボタンを押すと辞書データのあるフォルダをエクスプローラで開きます。

8.11.4. ネットワークフォルダ

ネットワーク越しのデータフォルダ、例えば「\\共有\辞書データ」というようなUNC記述のフォルダは処理できません。

ネットワークフォルダはWindowsのドライブ名を割り当てれば処理できます。





9.変更履歴

9.1.Ver.0.7.0.xxx 2008/11/M

初版リリース

















10.著作の明示

epwing2tsvの関連スクリプトはsatierさんが著作権を有します。

上記以外のWindowsGUI関連部分はkumaが著作権を有します。

EBDumpはhttp://www31.ocn.ne.jp/~h_ishida/で配布されているソフトです。

UdictcreはSIIが配布しているユーザー辞書作成ソフトです。



11.免責

一般的なフリーソフトと同内容の免責でお願いします。(^^;

目次

1. 機能 1

2.ダウンロード 1

3. 動作 1

4. 動作環境 1

5. 謝辞 1

6. 使い方 2

7.外観 3

8.詳細動作 3

8.1.インストール 3

8.1.1. インストーラ版 3

8.1.2. ZIP 3

8.2. 起動方法 3

8.2.1. デスクトップのアイコンから起動 3

8.2.2. 関連づけで起動 4

8.3. 出力ファイルファイル名 4

8.4. プロファイルの切替え 4

8.5. hirakaの使用 4

8.6. メニュー/タブ 5

8.6.1. EBDump 5

8.6.2. SIIツール 5

8.6.3. オプション・タブ 5

8.6.4. バージョン・タブ 5

8.6.5. ヘルプ・メニュー 5

8.7. epwin2tsvのバージョンアップ 5

8.8. 変換実行動作 6

8.8.1. 多重実行 6

8.9. レジストリ 6

8.10. アンインストール 6

8.11. その他 6

8.11.1. バッチファイル生成 6

8.11.2. 出力ファイル名の設定 7

8.11.3. エクスプローラの起動 7

8.11.4. ネットワークフォルダ 7

9.変更履歴 8

9.1.Ver.0.7.0.xxx 2008/11/M 8

10.著作の明示 8

11.免責 8